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愛犬の最期を安らかに見送ってあげるために・・・今から知っておきたい「ペットの終活」

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今、まさに元気な姿を見せてくれる愛犬にそんな時が来ることなんて考えたくもないというか、正直想像もつかないですが、犬の寿命は昨今延びているとは言え、長くても15歳~18歳程度です。きっと多くの方がいつか、愛犬の「死」を経験することになると思います。

いざ、その時が来たとき・・・

わんちゃんが大好きだったご主人様のあなたが、愛犬の最期を安らかに送ってあげられるように、今のうちに知っておきたいことや決めておきたい事を、自分への覚書という意味も兼ねてまとめてみました。

可愛いペットを安らかに天国へおくってあげるために

お別れの当日

愛するパートナーを亡くした直後は、人間でいう「お通夜」などと同じように、自宅で愛犬との最期の時を過ごします。

もし、形式的にもきちんとお別れをしたい場合、ペット葬を行っているお寺や事業所に問い合わせると必要な器具を用意してくれたりします。

難しい場合は無理に大掛かりに行わなくてもかまいません。わんちゃんがゆったり入れるような箱などに、いつものベッドや毛布を敷き、お花や、好きだったお菓子やおもちゃをたくさん入れて、わんちゃんが寂しくないようにお別れをしてあげましょう。

遺体のお手入れについて

遺体は、バスタオル等を敷いた上に寝かせてあげ、毛並をととのえて綺麗にしてあげてください。目が開いている場合は、目の下の骨と目の間を抑えながら、優しくまぶたを撫でてあげてまぶたを閉じてあげます。

また、時間がたつにつれて、死後硬直により体が動かなくなり始めます。手足が伸びたままだと、そこから葬儀場などに移動する際大変です。できるだけ体や手足はたたみ、楽な姿勢で寝かせてあげましょう。

葬儀までの準備

気が済むまで最期のお別れをし、葬儀が決まれば、その日まで遺体を大切に安置してあげる必要があります。

死後は体液などが身体から出てくる場合があります(人間でもあることですからご安心を)ので、ダンボールやケースにビニールなどを敷き、その上にタオルなどを敷き、遺体を寝かせてあげるといいでしょう。また、頭部と腹部に保冷剤(凍らせたペットボトルなどでも代用可能)を置き、タオルでくるんであげることで保冷効果が高まり、腐食や死臭を抑える事が出来ます。

遺体は、直射日光の当たらない涼しい場所を選んで安置します。温度が高い季節などはエアコンの効いた部屋で休ませてあげましょう。

生前と同じように過ごしやすい環境で、大好きだったおうちでの時間を過ごさせてあげてくださいね。

お骨をどうするのか決めておく

最近では、ペットが亡くなった際も人間と同じように「火葬」を行うことが一般的です。

「火葬」についても、他のお友達と一緒の「合同火葬」とその子だけの「個別火葬」があり、「個別火葬」であれば、施設によりますが立会い収骨(お骨を拾って骨壺に入れてあげること)が可能な場合があります。

その後についても、持ち帰るのか、納骨し、供養墓や供養塔などで他のわんちゃんたちと一緒に眠らせてあげるのか、などいろいろな選択肢があり、それによって葬儀の費用も変わってきます。

持ち帰る場合は大好きだった場所へ散骨を行ったり、ペットのお骨から宝石を作成してアクセサリにして、ずっと傍に身に付けていられるようなサービスなども存在します。

散骨については、そこが散骨を行ってよい場所なのかどうか、ちゃんと確認するようにしましょう。

お寺や施設に納骨する場合も、安置方法によって維持費の有無やお参りの可否が変わってきます。

また、施設によっては四十九日などの供養を行っているようなところもあります。

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福泉寺の供養墓(山梨県甲州市)

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天王寺ペットメモリアルの合同献灯祭(大阪府大阪市)

家族とも相談し、最期をどのように送ってあげるのか、その後の供養をどうするのかを、経済的なところも含めて決めておき、それに適した周辺地域のお寺や施設を調べておくようにしましょう。

最後の手続きもきちんと

人間が亡くなった際も「死亡届」を提出しますが、わんちゃんが亡くなった場合も、登録をしている市町村役場へ30日以内に届け出る義務があります。

その際、狂犬病予防注射済み証・鑑札に返却が必要となります。各市町村によって、犬の死亡届出書が異なりますので登録をしている市区町村役場にご確認しておきましょう。

最期を迎えた「家族」ですから、人間と同じようにきちんと死亡届の手続きも行ってあげましょう。わんちゃんが生きた証です。