モンスターハンターの操作は多種多様で、奥が深いです。また、最新作の「モンスターハンタークロス」では、これまでの基本操作に「狩技」や「狩猟スタイル」が加わり、更に狩猟の選択肢が増えました。
「でも、アクション苦手だから難しい・・・」とお嘆きのハンターさんも多いはず。でも、モンスターハンターのコツは「アクションが得意」だけではありません。「ちょっとしたコツ」さえおさえれば上手く効率よくゲームを攻略できるのが、モンスターハンターというゲームです。
もっとモンハン上手くなりたい!というハンターさんのために、そんな「ちょっとしたコツ」をご紹介したいと思います。
もくじ(クリックでその項目までスクロールします)
モンスターハンター上達の基本
基本中の基本として、モンスターハンターは「いかに敵の隙を見て攻撃をするか」がポイント中のポイントです。やみくもに攻撃をしているだけでは、中盤以降で限界が来ると思います。
モンスターには、「攻撃をしてはいけないタイミング」と「攻撃ができるタイミング」がある程度分かれています。攻撃をしてはいけないタイミングでは確実に敵の攻撃を避け、攻撃ができるタイミングが来た時にしっかりと攻撃を当てていくののが重要です。
とりあえず敵がいるから攻撃!を続けていては、回復薬がいくらあっても足りません。極端な話、当てるより避けるのが重要になります。当たらなければどうということはないってやつです。やろうと思えば裸でも勝てるのがモンスターハンターです。
まずはモンスターの特性を知ろう!
新しいモンスターに出会ったり、どうしても勝てないモンスターが登場した時は、まずはじっくりと動きを観察しましょう。まずは、具体的に見るべきポイントを紹介します。
基本的な動作特徴
まずは最低限、狩猟するモンスターがどういった敵なのかを確認する必要があります。
- どのような攻撃をしてくるのか。
- 飛行タイプなのか地上タイプなのか。
- 動きの速さはどれくらいか
- 攻撃範囲はどれくらいか
- 有効な罠やアイテムは何か。耐性は何か。
- どのようなエリアで出現するのか。
まずはこれを基本にして、戦術を建てます。具体的には・・・
- 相性がいい武器、防具、狩技、狩猟スタイル
- クエストに持って行くアイテム
- 有効と思われるオトモのスキル
- 戦いやすい場所、戦いにくい場所
などなど・・・全て完璧に、とは言いませんができる限り良い条件で狩れる環境を作ることで、勝利の可能性も高くなります。
攻撃前の予備動作
モンスターが攻撃を行う際に行う「予備動作」を見つけることで、事前にその攻撃が来ることを予測することができます。また、攻撃後に隙が存在するものであれば、予備動作を確認した段階で「回避」と「攻撃」の準備を行うことができます。
全てのモンスターの攻撃に予備動作があるとは限りませんが、強力な攻撃にこそ大きな隙が存在する可能性が高いです。絶好の反撃チャンスを最大限に活かすためにも、ここは確実におさえておきましょう。
張り付けそうな場所を見つける
特に大型モンスターの場合、攻撃範囲に入りにくい場所というものが存在します。例えば、前方と左側への攻撃が主なモンスターの場合、右足のかかと付近は比較的安全地帯だったり、モンスターによっては下手に距離をおくよりも懐に潜り込む方が有利な場合もあります。
もちろん100%安全に張り付ける場所というのはないです(と思います)が、上で紹介した予備動作と組み合わせることで、被弾しそうな攻撃が来た場合は離脱し、隙を見てまた死角へ・・・と、安全な狩りが可能になります。
使っている武器や狩技、スタイルを知ろう!
アクションゲームである以上、やはり操作が重要となってきます。ただ、ここで言う「操作」というのはアクションゲームのテクニックではなく移動、回避、ガードをはじめ「どの操作でどんな動きが出せるのか」ということです。
攻撃チャンス=攻撃の隙
モンスターハンターにおける攻撃チャンスは「隙をつくこと」であり、それはハンターもモンスターも同じです。そしてその「隙」の多くは攻撃動作の前後に存在します。例えば空中の敵に攻撃をしたい場合や、ダウン中にできるだけ大きなダメージを与えたい時など、思った場所へ思うような攻撃を行うことができずに攻撃を外してしまったら、せっかくのチャンスもただの「隙」になってしまいます。
また、各動作の範囲や速度なども頭に入れておくことができれば尚良いですが、攻撃動作の中で重要視したいのが「回避キャンセル(攻撃動作中に回避行動で後の動作を打ち消せるか)」の可否です。これが可能な攻撃であれば、攻撃を外した瞬間に回避行動で距離を開けて体制を立て直すことができます。
そのため、まずは自分の得意武器を1つか2つに絞り、素材集めや金策、チュートリアルクエスト等を通してメイン武器がどのような特性を持つのかを覚えていきましょう。
全く違う特性の武器を扱うメリット
武器にはそれぞれ特性があり、それによって得意な場面と苦手な場面が存在します。まずは一つの武器の操作をマスターすることが大事ですが、慣れてきたら他の武器を使いたくなると思います。もちろん好きな武器や使ってみたい武器を選ぶのが良いのですが、2つ目の武器を選択する際は全く別の性質を持つ武器種を選択すると狩猟の幅が広がるのでお勧めです。
代表的なものとすれば剣士とガンナーになります。但しこの場合、剣士用とガンナー用両方の防具を揃える必要があり、必要な素材が単純に倍必要なので大変です。同じ剣士、もしくはガンナーの中でも、武器が違うだけで性質は全く変わってきますので、メインで使用している武器にない特性を持つ武器を選んでみましょう。
わんこむ的に勝手に特性を分けてみると以下な感じです。
- 一撃の攻撃力が高い、大剣・ハンマー・ヘヴィボウガン
- 動作や攻撃速度が速い、片手剣・太刀・双剣・ライトボウガン
- 形態変更によって複数の特性を持つ、スラッシュアックス・チャージアックス
- ガード性能が高いランス・ガンランス
- 他武器にはない特殊な特性を持つ、狩猟笛・操虫棍・弓
武器や防具はそのままで大丈夫?
モンスターハンターには様々な防具が存在します。もちろん防御力が高ければ高いほどいいのですが、このゲームではそれ以上に「スキル」が重要になってきます。
「耳栓」や「高級耳栓」、「風圧無効」などで攻撃チャンスを増やしたり、「攻撃力アップ」や「匠」で純粋に攻撃力を上げたり、「回避性能+」や「ガード性能+」「ガード強化」で生存率を高めたり・・・そのモンスターに何が有効なのかをいろいろ試してみましょう。
それでも勝てない時は、思い切って違う武器を使ってみるのもいいかもです。極めればどの武器でもクリアは可能ですが、やはり得意不得意が存在します。例えば、攻撃が激しい敵でも、実はランスやガンランスの「ガード」で簡単に防げる場合があります。逆にランスやガンランスなどの移動速度では追いつけないような相手には、太刀や片手剣の小回りが有効かもしれません。他にも、現時点で作成できる中で有効な属性を持つ武器があれば、そちらの方が大きなダメージを与えられる可能性もあります。
アイテムをフル活用するべし
クエストに出発する前の下準備の中でも「アイテムの選択」はかなり重要なファクターとなります。回復薬や砥石、弾、ドリンク等、攻略に必須なアイテムだけでなく、あれば攻略がかなり有利になるようなアイテムも多数存在するので、正攻法で勝てない時はアイテムを駆使して戦うのも立派な戦術となります。特に人数で押せるマルチプレイの場合、敵の行動を止める手段が多くあれば、それだけで完封できる可能性もあります。
また、クエストに持ち出せる数はアイテム毎に決まっていますが、調合素材を持ち出して現地調合を行うことで、最大数以上のアイテムを使用することが可能です。特にガンナーの場合、調合書と弾薬の素材を抱えてクエストに出発する事も多いです。時間がある時に準備しておくといいでしょう。
基本的なアイテム詳細は以下の通りです。随時更新していきます。
閃光玉
- 調合:素材玉+光蟲
強烈な光を放ち、一定時間モンスターの目を晦ませます。モンスターの視界に入れる必要があるので投げるタイミングや位置には気をつけたいところです。成功させるたびに耐性が付いて効果時間が減少するのと、視覚が発達していないモンスターなどには無力なので気を付けましょう。
音爆弾
- 調合:爆薬+鳴き袋
投げた周辺に大きな音を鳴らし、一定時間行動不能にします。聴覚の発達したモンスターに効果的です。モンスターによっては行動不能回復後、強制的に怒り状態となるパターンもあります。
落とし穴
- 調合:トラップツール+ネット
その名の通り、フィールドに設置し、そこに落ちたモンスターを一定時間行動不能にします。モンスターによっては、弱っている際に発動状態で捕獲玉を数回あてることで「捕獲」が可能です。身体の一部が地面に落ちるので、落ちる場所が弱点だったり部位破壊がしたい場合は、後述の「シビレ罠」の方が有効な場合があります。1つしか持ち出せないのですが、現地調合が最大2つ可能です。(トラップツールの所持可能数が2のため)
効かないモンスターに対しては不発となり罠が消えてしまう点と、フィールドによっては設置自体ができない場合がありますので気を付けましょう。
シビレ罠
- 調合:トラップツール+雷光虫
こちらもフィールドに設置するタイプの罠アイテムで、範囲に入ったモンスターを一定時間麻痺状態にします。モンスターによっては、弱っている際に発動状態で捕獲玉を数回あてることで「捕獲」が可能です。身体の一部が地面に落ちる落とし穴と違い、その場で麻痺するため部位破壊に効果的ですが、尻尾を切断すると強制的に麻痺が解除されますのでタイミングに注意しましょう。
こちらも1つしか持ち出せないのですが、現地調合が最大2つ可能です。(トラップツールの所持可能数が2のため)また、効かないモンスターに対しては不発となり罠が消えてしまう点と、フィールドによっては設置自体ができない場合も同じです。
各種罠肉
- 調合:(毒生肉)=生肉+毒テングダケ
- 調合:(シビレ生肉)=生肉+マヒダケ
- 調合:(眠り生肉)=生肉+ネムリ草
モンスターとの戦闘中に罠肉を置いた場合、置いただけでまっすぐに肉を食べに行くモンスターもいれば、見向きもしないモンスターも存在します。
食べてくれないモンスターに対しては
- モンスターに発見されていない状態で罠肉を発見させる
- 疲労状態になった時に罠肉を置く
一部モンスターを除き、上記のような方法で食べさせることが出来ます。条件は厳しいですが、食べてくれれば麻痺、毒、眠りといった強力な状態異常を引き起こすことができますので、ソロ時や少人数時に持っていくと有効かも知れないアイテムです。
ちなみにイビルジョーは戦闘中でもしょっちゅう食べるので、かなり有効な手段となります。
強走薬・強走薬グレート
- 調合:(強走薬)=増強剤+生焼け肉
- 調合:(強走薬グレート)=狂走エキス+こんがり肉
モンスターの動きを止めるものではありませんが、一定時間スタミナを消費しないという強力な効果を持ちます。
スタミナはダッシュ時以外にも、ハンマーや弓の溜め、回避、またはガード時などにも消費しますので、効果時間内であればそういったスタミナ消費行動が無限に使えることになります。特に常時鬼神化状態でいられる双剣やスタミナ消費せずに溜め続けられる弓、ガード性能が優秀なランスやガンランスが延々とガードしっぱなしでいられるのは非常に強力です。
生命の粉塵
調合:生命の粉+竜の爪
使用することで、同じマップにいる味方の体力を回復します。特にオンラインマルチプレイ時に使用すると、特殊な場合を除いてとても喜ばれます。
例えば捕食されている場合、放っておくと捕まっているプレイヤーの体力がどんどん減っていくので、外部から攻撃をして怯ませるか、捕まっているプレイヤーがレバガチャや「こやし玉」で振りほどくかしないとそのまま体力がゼロになってしまう可能性がありますが、生命の粉塵で外部から回復が出来ると、外に対して隙だらけの捕食時は絶好の攻撃チャンスとなります。
回復量も多く、仲間が追撃を受けて落ちそうな時など、使いどころによってはかなり強力な回復アイテムです。
回復量も高めでオトモにも有効なため、ソロプレイ時にも有用なアイテムです。
弱点を見極める
モンスターハンターに登場するほとんどのモンスターには「肉質」が存在します。例えば斬撃に強い部分、弱い部分、打撃に強い部分、弱い部分など・・・有効な部分に攻撃を当てると、そうでない場合に比べて大きなダメージを与えることができます。
また、「属性」も重要な要素です。弱点属性を突くことができれば、それだけ大きなダメージが期待できます。
そして、どちらの場合も大きなダメージを与えることで「怯み」による隙を生み出す可能性が高くなります。純粋に攻撃チャンスが増えるので、それだけ勝利に近づくことになります。
また、「肉質」は実際に戦ってみないとわかりませんが、「弱点」については、そのモンスターの素材を使った防具の属性を見ればある程度見当が付きます。防具の属性は、その素材を持つモンスターの属性とほぼ同じです。部位破壊やサブクエストクリアなどで素材を入手し、鍛冶屋で確認してみましょう。もちろんそこまでせずとも、ネットで検索するという手もあります。
状態異常について
モンスターハンターに登場するほとんどのモンスターは、何らかの「状態異常」を引き起こす攻撃をしてくる場合があります。内容と治し方は以下の通りです。
|
効果 |
回復方法 |
使用してくる主なモンスター |
火属性やられ |
徐々に体力が減る |
一定時間経過 |
イャンクック、リオレウス、アグナコトルなど |
水属性やられ |
スタミナ消費量が多くなる |
一定時間経過 ウチケシの実 |
ダイミョウザザミ、ケチャワチャ、ガノトトスなど |
雷属性やられ |
気絶しやすくなる |
一定時間経過 ウチケシの実 |
フルフル、ジンオウガ、ライゼクス、ラギアクルスなど |
氷属性やられ |
スタミナ回復量が遅くなる |
一定時間経過 ウチケシの実 |
ドドブランゴ、ウカムルバスなど |
龍属性やられ |
武器の属性攻撃値、及び状態異常値が0になる |
一定時間経過 ウチケシの実 |
イビルジョー、オストガロアなど |
爆破やられ |
被弾時or一定時間後に爆発ダメージ |
消臭玉 ローリング(3回) |
ブラキディオス、テオ・テスカトルなど |
毒 |
徐々に体力が減る |
一定時間経過 解毒薬・漢方薬など |
ドスイーオス・ゲリョス・リオレイア、イャンガルルガなど |
麻痺 |
一定時間倒れて行動不可 |
一定時間経過 |
ドスゲネポス、ラングロトラ、フルフルなど |
睡眠 |
しばらくフラフラした後に一定時間倒れて行動不可 |
一定時間経過 |
ホロロホルル、ウラガンキンなど |
混乱 |
方向キー入力が逆になる |
一定時間経過 にが虫 |
ホロロホルル |
泡まみれ |
行動制限(移動中に滑る) |
一定時間経過 消散剤 |
タマミツネ |
油まみれ |
特定場所でダウンor回避行動でだるま状態になる |
一定時間経過 水上でローリング |
オストガロア |
だるま |
移動と消散剤使用以外の行動不可 |
一定時間経過 消散剤攻撃を受ける |
ウルクスス、ザボアザギルガムートなど |
アイテム使用不可 |
回復アイテム使用不可 |
一定時間経過 消臭玉 |
ラングロトラ、ゲネル・セルタスなど |
裂傷 |
行動する度にダメージを受ける |
一定時間しゃがみ続ける |
セルレギオス、ショウグンギザミなど |
狂竜ウイルス |
発症すると体力の赤ゲージ部分がなくなる |
発症するまでに一定回数の攻撃を行う |
ゴア・マガラ、シャガルマガラなど |
防御ダウン |
防御力がダウンする |
忍耐の種・硬化薬など |
ブナハブラ、オルタロス、イビルジョー、アカムトルムなど |
「属性やられ」はローリングによって効果時間を短縮できます。(「火属性やられ」は3回ローリング、水の上なら1回でOK)また、基本的に全ての状態異常はキャンプのベッドで寝れば治ります。
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